まいど。
今回のお話は4月中旬の土曜日に会社の同僚と山菜採りに行ったお話です。
それでは行ってみよう。
ある日の事、会社の先輩から「久しぶりに山菜採り(コゴミ)に行かない?」って声が掛かりました。
時期的に狙えるのはコゴミ、タラの芽かな。
と、いうわけで実に5年ぶりですが山菜採りに前回のメンバーと行く事になりました。
会社の先輩、後輩、私の3人です。
先輩の家に朝3時半に集合(早~い😱)
これは現地に行くのに2時間以上かかる事とゆっくり山中を楽しむ事からこんな早くに集合するんです😅
そして冬期通行止めの道をいろいろ回避しながらやっと現地に到着。
こんな感じの山中です。
この道の左右とも斜面になっていて、右側の斜面を歩いて降りていった所がコゴミの群生地です。
そうそう、山菜って年により採れる時期が多少変化するんですよね。
だから採りに行ってもまだ生えていなかったり、逆に大きくなりすぎて採るタイミングが遅かったりと難しいんです。
しかし私達がいく場所のコゴミにはある法則があります。
岐阜県の「根尾の薄墨桜」が満開になったと報道がされて1週間後がコゴミの採れる時期なんです(何て分かりやすい)
今回もその条件を満たしています。
さて、どうかな…。
ドキドキしながら斜面を下ります…😆
お!?
ありました!
コゴミが生えていました(一面に生えているのがコゴミです)
まだ緑の植物が少ない時期なのですぐにコゴミの存在が分かりますよね。
が、1日くらい遅かったのか、すでに大きくなっているものばかりです。
ちなみにコゴミは成長が早く、下の写真ではホントに1日前が採りごろです。
タッチの差でした。
採りごろはコレ👇
まだグルグルと葉を巻いた状態のモノを採ります。
そうそう、コゴミはお分かりの通り、ワラビ等と同じシダ類の植物です。
「クサソテツ」の若芽です。
観賞用として庭に植えている人も時々見ます。
これね👆
実は私も以前に数株現地から採取してきて庭の片隅に植えてみたのですが、年々小さくなってきて最終的には消滅してしまいました。
やはり山のものは山で育てた方が良いようですね😓
さて、話を戻します。
採りごろのコゴミを探してみるとたくさん生えていました。
みんな黙々とコゴミを採ります。
この時にコゴミ独特の青臭い香りがするんですよ。
でもこれは春っぽい山菜採りの香りなので私達は好きな香りです。
時々、クマ🐻が来ないように大きな声で会話したりします(多分クマたちのテリトリーに入っていますからね)
休憩しながら朝ごはん用に持参したおにぎり🍙を食べたり、お茶を飲んだりと山の空気を満喫します。
この1ヶ所で十分過ぎるほどのコゴミを採る事ができました。
私は近所にお裾分けして、何とか食べ切れるくらいに押さえましたが、同僚二人は大きなビニール袋いっぱいに採っていましたよ…( ̄▽ ̄;)
まるで季節外れのサンタクロース状態🎅
そんなに採ってどうするの…😳
それでもたくさん採れる時の半分くらい。
そろそろタラの芽を探しながら下界に戻りますか。
しかしタラの芽はほとんど無く、不発に終わりました。
タラの芽やコシアブラ等の木の芽の山菜って年々採れなくなっています😓
山を降りてきて湧水を汲み取ります。
昼食用のカップ麺に使うお水です。
そしてちょっとした休憩所がある公園で昼食です。
先程汲んできたお水を沸かしてカップ麺に投入!
ん~、旨そう。
外で食べるカップ麺って何でこんなに旨いのか(-ω- ?)
その後みんなと解散し、家に戻り休む間もなくコゴミをご近所さんに配るために仕分け作業をします。
おそらく控え目に採ってきた私でも市場価格で数万円分のコゴミの量です。
スーパーでは6、7本入ったワンパックが298円で販売されていますからね。
ちくわもやって来ました。
ちくわ「…すんすん…」
ぷいっ…
…ちくわは食べ物として認識しなかったようです😅
そしてご近所さんに配ったり、ヨメさんの勤め先の人達の分を取り分けたりしました。
その後も休む間もなく今度は夕飯作り。
(何故か山菜採りや魚釣りをした時の夕飯作りはヘロヘロに疲れているけど私が担当😓)
コゴミを使った簡単料理というわけで…。
ちなみにコゴミは山菜には珍しくアクがほとんど無く、茹でたり、炒めたりすれば即食べれます。
コゴミのペペロンチーノ、コゴミ入りの野菜スープ、コゴミの塩昆布和え。
時間的、体力的にこれが限界…😭
この日は約20時間動きっぱなしだったのでバッテリーが…😅
チューハイ1本でバタンキュー(古い)となったのでした…💤
ちなみにコゴミはまだまだ残っていて数日間、ベーコンと一緒に炒めたり、マヨネーズ和えにしたりとコゴミ料理が続くのでした。